バイクのHIDについて

電気

HIDの特徴

HIDというのは、自動車やバイクのヘッドライトの照明としてよく使用されているものです。
一般的なハロゲンガスを軸とするハロゲンランプと違い、フィメントを必要としないことで様々な効果があります。

HIDのメリットとして、少ない電力で明るい光を生み出すことができることがあります。
こうすることで、ハイライトやローライトのように広範囲を照らすのに非常に便利な光源となります。
そのため、最近の車やバイクにはHIDのライトが使用されることが増えています。

HIDのデメリット

少ない電力で明るい光を出すことができるということで、HIDはとても良いものに思えますし、メリットだらけのようにも感じます。
しかし、光の明るさが普通のライトの2枚以上となるために、バッテリーには負荷がかかります。
ただし、この点については次第に改良がされており、バイク用のものでもHIDは普及しつつあります。

また、先進的なライトであるために費用がかなりかかります。
今のライトをHIDに変えると数万円かかることもあります。
さらに、ぶつけたり壊したりすればその交換にもかなりの費用がかかるので、その点はデメリットと言えます。

HIDライトに切り替える

今のライトをHIDライトに切り替えるということもできます。
しかし、バイクのライトの取り付けというのは意外と難しく、HIDライトへの取り付けは素人ではなかなか難しいです。
失敗すれば修理の必要も出てくるので、不安な人はパーツ用品店やバイク屋で交換をしてもらう方が無難です。

ただ、ここ数年は自分で取り替えができるようなHIDキットも販売されています。
日頃からメンテナンスを自分で行なっているような人であれば、このキットを用いれば自分で交換もできます。