燃料タンクのヘコみを修理するには

インク

バイクの損傷

どれだけ気をつけていても全く傷をつけることなくバイクに乗りつづけるというのは至難の技です。
転倒をしてしまえば、バイクは重たいですからへこんだり傷がついたりします。
特に運転中に転倒をすればかなりの摩擦力がかかってくるので大きな傷どころか故障をすることもあります。

普通にバイクを運転していても、車が跳ねた小石がぶつかってバイクに傷がついてしまったりへこんでしまったりすることがあります。
また、意外と多いのがメンテナンス中やカスタマイズ中に傷をつけるということです。
自分でバイクのメンテナンスをしている時に、工具をぶつけてしまって穴が開いたりへこんでしまったりすることがあります。

ガソリンタンクのへこみを直す

基本的にバイク屋さんに行けば大体のものは修理できます。
傷を塗装で消したり、壊れているパーツは新しいパーツに取り替えたりすれば、ほとんど元の状態に戻るのです。
同じように、へこませてしまった部分についても、パーツを交換すれば簡単に治ります。

しかしパーツ交換はお金がかかりますし、中古で売る時にパーツを変えていることで買取価格が下げられることがあります。
そこで、パーツを交換せずに燃料タンクの中からへこみを押し上げて修復するということができます。

燃料タンクを自分で修理する

自分で燃料タンクを修復するにあたって、下から引っ張り出すこともできますがこれはなかなか難しいことです。
鉄板が厚いものも多くしたから素人が押し上げたくらいではどうにもならないことがあります。
また、上手に元のカーブを再現することも難しいのです。

軽い小さなへこみであれば、エアー加圧で押し上げて治ることもあります。
しかし、それなりに大きなへこみで、なおかつ鉄板が厚く叩いても変化がない場合には、患部を温めて少し柔らかくして作業を行うとうまくいきやすいです。

そこで、作業を行う時には自分一人ではなく誰かに手伝ってもらいしっかりと力が入れやすい状態にしたりへこみがどれくらい盛り上がっているかという様子を見てもらいながら進めるのが理想的です。
また、作業をしていてうまく行かなそうな場面が出てきたら無理に自分でどうにかせずにプロに見てもらった方がダメージが少なく済みます。
メンテナンス非常に重要な事なので、しっかりと対応して安心してバイクに乗れるようにしましょう。