USB電源の取り付け
ロングツーリングをする機会が多いライダーの場合、何かとナビを利用することが多いものです。
こんな時に、USB電源がバイクに取り付けてあればかなり便利です。
バイクのUSB電源は車体のバッテリーから電源を供給するシステムになっており、ナビを接続するのに便利なのはもちろんのこと、スマートフォンの充電などにも役立ちます。
エンジンが動いている間は継続してスマホなどの充電ができますので、ロングツーリングの間にスマホのバッテリーがなくなってしまう心配もありません。
また、グリップヒーターなどにも使えるので、まだ取り付けていない人はぜひ試してみることをおすすめします。
バイク用のUSB電源の価格は1,500円から4,000円が相場ですので、利便性から考えれば決して高くはありません。
ただし、取り付けをバイクショップに依頼した場合の工賃は5,000円から1万5000円が目安です。
初期費用は意外とかかるので、ロングツーリングをほとんどしないライダーには必要ないかもしれません。
自分のニーズに応じて、USB電源を設置するかどうかを決めることが大切です。
USB電源を設置する際の注意点
USB電源を設置する際には、バイクのバッテリーが上がってしまう可能性があることも想定しておかなければなりません。
漏電の可能性も全くないわけではないので、よほど電気系統に詳しいライダーでない限りはバイクショップに取り付けを依頼するのが無難でしょう。
また、バイクの車種によってはUSB電源を取り付けにくいデザインのものもありますので、注意が必要です。
USB電源の種類と選び方
バイク用USB電源は1種類だけではなく、「ACC連動タイプ」と「バッテリー直結タイプ」の2種類があります。
ACC連動タイプは取り付けが簡単で、ON・OFFの切り替えができるというメリットがあります。
エンジンがかかっていない間は通電していないので、バッテリーを無駄に消耗させる心配がありません。
一方、バッテリー直結タイプのほうはエンジンを切っている間もスマホなどの充電が出来る代わりに、バッテリーが上がってしまうリスクがあります。
ツーリングの間は強雨に見舞われることもありますので、USB電源を購入する際には防水性の高いものを選ぶようにしたいものです。
JIS規格で防水性能がきちんとランク付けされていますので、出来るだけ防水性能の高い製品を選びましょう。
数あるUSB電源の中でも特に人気が高いのは、DAYTONAの「4.8A バイク専用電源 メインキー連動 USB2ポート」です。
過電流やショートなどを予防する機能も充実しており、使いやすいUSB電源です。
DAYTONAからはこれ以外にもさまざまな仕様のUSB電源が発売されており、いずれも使いやすいと評判です。