ヘッドライトをLEDにしよう


LEDライトのメリット

近ごろ、バイクのヘッドライトを純正ハロゲンバルブからLEDライトに付け替える人が増えてきました。
LEDヘッドライトというのは、ハロゲンバルブと比較すると照射範囲が広いものが多く、光の明るさもLEDライトの方が明るいため、夜間の安全走行を心がけたいライダーたちから高く支持されています。
LEDランプの方が明るいにも関わらず、消費電力はハロゲンが55/60W なのに対して LEDは20~30Wですから、ヘッドライトが費やす電力をスマホ充電などに充てることができます。

バルブの寿命が圧倒的に長いのもLEDライトの大きなメリットのひとつで、ハロゲンが約3年(400~1,000時間)なのに対して、LEDは10~15年(10,000~40,000時間)となっています。
スイッチを入れてから点灯するまでの時間が短いのもLEDライトの特徴なため、シーケンシャルウインカーなどにもLEDライトが採用されています。

LEDライトのデメリット

いいことづくめのように見えるLEDライトのデメリットは、値段が高いということです。
ハロゲンランプの値段が600~1,000円なのと比較すると、 LEDランプは3,000円以上、高いものになると20,000円もしますので、LEDライトのメリットをよく吟味した上でハロゲンランプと交換しなければなりません。
安いLEDライトの中には照射角度や照射範囲が純正のバルブと大きくずれてしまうものもあり、こうなると最悪の場合、車検に通らないことがあります。

ヘッドライト以外に、ウインカーやテールランプなどもすべてLEDライトにしてしまうライダーもいますが、消費電力が必要以上に低くなると余剰電力によってレギュレーターにダメージを与えることもあり得ます。
ですから、バイクショップのプロなどとよく相談しながらライトを交換することをおすすめします。

おすすめのLEDランプ

国内で市販されているLEDランプの中でも特に人気の高いのが、サインハウスの「LED RIBBON」REVOシリーズH4 LEDバルブです。
このLEDランプは明るさが3,000lm、消費電力は純正ハロゲンH4バルブの約半分にあたる29Wです。価格は税込みで15,800円、1年保証が付いているので何かと安心です。
LED RIBBONシリーズは発熱による電熱ロスを最小限に抑える構造になっていますので、LEDの寿命低下を有意に防いでくれます。

特別な工具も必要ないため、ランプの交換は自分でも行うことができます。
車検の際には光のカットラインが問題になりますので、必要であれば光軸調整を行うといいでしょう。
バイクショップにダンプ交換を頼む場合には、4,000円ぐらいの工賃を見積もって起きましょう。