フロントフォークオイルは、ずっと使えるものではない
バイクにはフロントフォークオイルというオイルが使われています。
これはずっと使えるものと考えて、特に気にせずずっとそのままにする人もいます。
ただ、よく考えてみると、オイルは熱が加わることで劣化することがあり、暑い場所では蒸発することもあります。
つまりフロントフォークオイルも永久に使えるものではなく、少しずつ劣化、消耗していくということです。
バイクで走行しているときにはさまざまなパーツに摩擦が生じ、これによってオイルが消耗されていきます。
また、バイクはエンジンによって動きますが、エンジンは熱を持つため、この熱によってオイルが蒸発することもあります。
もちろんオイルがすぐになくなることはありませんが、時間が経つにつれて少しずつ量が減っていってしまいます。
さらに夏の時期は気温が暑く、よりオイルが飛んでしまいやすい時期と言えます。
夏はオイルの量に気をつけておかないと、「知らないうちにオイルの量がかなり減っていた」ということにもなりかねません。
こうしたことから、フロントフォークオイルはきちんと残量や状態のチェックをして、必要があれば交換する必要があります。
これは大切なことなので、日頃から心に留めておくと良いです。
交換するときには、新しいオイルが必要
フロントフォークオイルを交換する方法は、新しいオイルを購入して、古いオイルを抜き、その後に新しいオイルを給油します。
フロントフォークオイルはバイクショップなどで購入できるため、近くのお店を見つけておくと良いです。
交換が必要なタイミングからショップを探しても間に合いますが、できれば早めに見つけておくほうがスムーズです。
また、オイルはホームセンターでも購入できることがあるため、もしホームセンターが近ければそちらを見てみるのも良いでしょう。
売っている場所が分からなければ、お店の人に聞いてみてください。
オイルがこぼれないように注意する
フロントフォークオイルを交換するときには、こぼれないように注意する必要があります。
こぼれたオイルをそのままにしておくと、バイクに汚れがつきやすくなってしまいます。
また、自分の手にオイルがつき、そのまま他の場所に触れることで、さまざまな所にオイルが移ってしまうこともあります。
こうなると汚れにとても困ることになるため、交換時にオイルがこぼれたときは、柔らかい布などで拭き取りましょう。
きちんと綺麗にしておくことで、快適にバイクを扱えるようになります。
以上のようにしてフロントフォークオイルは交換します。
また、人によってはフロントフォークオイルとキーシリンダーを間違えることがありますが、これらは違うものなので覚えておきましょう。